おはようございます。
アピアランスサポートセンターあいち看護師の河合です。
昨日は名古屋大学医学部附属病院での頭皮ケア相談会でした。
入院外来全科の患者さんを対象にさせて頂いていますが9割女性の患者さんかな、という印象です。
医療用ウィッグについてのご相談をお受けすることも多いですが、皆さんパンフレットを見てもなんだかよくわからなくて、、、
と相談に来て下さいます。
いつも私は、その患者さんの生活の様子をお伺いしてどんな物が必要かなーと考えることにしています。
そもそもフルウィッグは必要ないかもと思う事もあります。
実際よく聞くのは、脱毛するって聞いたから急いで(焦って)ウィッグを準備したけど結局1回も使ってない、というものです。
勿体無い。。。安いものでも数万円、高いものだと数十万円のものもあります。
使わないなんてー、と思う一方、売り手側の問題も大いにはらんでいるのだと自省させられることでもあります。
その方の生活によっては、脱毛があってもしばらくは帽子で過ごせることもあるし、それこそそのままウィッグなしで切り抜けることも可能な方もいらっしゃいます。
患者さんに不必要な可能性のあるものであれば、急がなくてもいいし、他の提案もできます。できるだけ低コストの方法を考える事も。
多くの患者さんは、初めての経験でショックと混乱と不安の中にいます。
私達はその不安を煽ることなく、知りうる限りの情報をその患者さんに合わせてお伝えしてより良い選択のお手伝いをする役だと思っています。
インターネットも身近になり、検索すれば膨大な量の情報を誰でも比較的簡単に手に入れられる世の中になりましたが、それ故に悩まされることも増えたように思います。
治療の選択もかなりストレスのかかることだろうと思います。インフォームドコンセントが重要視される様になってから、最後の選択は患者さんや家族に委ねられることになっています。
同意、ということですが診察室でよく聞く言葉がありました。
「先生の一番いいと思う事をやってください」
いつもそれを聞きながら、患者さんの気持ちを想像してそう思うよね、と頷いていました。
そう言われても多くの医師は主観は挟まず、客観的データに基づいて治療を提案するというスタンスですがね。。。
話が逸れてしまいましたが、選択には情報と判断材料が必要ということです。
皆さんに必要な情報と自分にあったウィッグなどの選び方などもお伝えしたいと思っております。
ご相談がございましたらお気軽にお電話ください。お待ちしております。
ウィッグ&ネイルアピアランスサポートセンターあいち
(あぴサポあいち)
ウィッグ作成・ネイルケア・足つぼアロマ・メイク・人工乳房など
抗がん剤治療中などに起こる外見的な変化や心配事に対してのサポートを行っております
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