2016.03.12更新

こんにちは。

アピアランスサポートセンターあいち 看護師の河合です。

 

先日ウィッグのお直しにいらした患者様が爪を見せてくださいました。

nail1

nail2

 

爪は1日に平均して0.1mm、一ヶ月で3,4cm伸びると言われています。

この患者様は昨年の8月に抗がん剤治療を終えて約半年です。

 

爪の黒ずみが指先の方に移動してきているのがよくわかります。

爪は根元の所にある爪母細胞というところで作られて少しずつ伸びて行きます。

爪も髪の毛や消化管の粘膜等と同じように比較的細胞の生まれ変わりのサイクルが早いので抗がん剤の影響を受けやすいと言われています。

 

抗がん剤による爪への影響は可逆的であるということが良く分かる写真だなと思って紹介しました。

新しく伸びてきている根元の爪は徐々に自然な色へと戻っています。

 

 

最近はネイルケアをすることが一般的になってきているので、抗がん剤治療前まではネイルサロンに通っていたという患者様も多くみえます。

ただ、治療が始まると

「抗がん剤治療中だと伝えたら施術を断られた」

「治療に精一杯でネイルにまでいけない」

「そもそもネイルしてよいのか判断がつかない」

など、治療中はネイルケアをお休みされている方も多いのではないかと思います。

 

爪の状況や治療にもよりますが、ネイルケアは爪の保護になる場合もある為行ってもよいことが多いです。

 

念のため実際に行う前に医師や看護師に確認しておくのがよいかもしれません。

 

 

アピアランスサポートセンターあいちでは

抗がん剤治療中の患者さまに対してネイルケアクーポンをご用意しております。

nail3

 

手先が艶々になるとなんだかうきうきします。

女性ならではの感覚なのかもしれませんが、そういう気持ちが大切なんだと思っています。

是非お越し下さいね。

 

ウィッグ&ネイル
アピアランスサポートセンターあいち
(あぴサポあいち)
ウィッグ作成・ネイルケア・足つぼアロマ・メイク・人工乳房など
抗がん剤治療中などに起こる外見的な変化や心配事に対してのサポートを行っています。

ご予約・ご相談はTEL:0120-35241(看護師が対応します)
携帯電話からはTEL:052-751-3700

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(愛知県がんセンター徒歩1分、自由が丘駅徒歩8分)

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

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