こんにちは。
アピアランスサポートセンターあいち看護師の河合です。
アピアランスサポートセンターにお越し頂いている方々は40代〜50代の女性が多いです。
みなさんとお話していると
「病気のことをどう話すか」に悩まれている方が本当に多いなと感じます。
いつ、誰に、どこまでの内容を話すか
今までの関係性やご自身の性格、病気の状況などにもよりますが考えずに過ごせている方は皆無でしょう。
例えば同じ「乳がん」であっても、タイプや進行度、選んだ治療、年齢、、、、いろんな要素が絡まり合っているので一言では言い表せないですが、
一般的な知識で誤解されるんじゃないかと心配になって。
でも、全部話すのは嫌だし。
それに、話されたって相手だって困るかも。
なんて考えているうちに、何だか面倒になってきてお友達と会うのも、外出するのも、近所の人に話しかけられるのもいやになっちゃった、、、、
という声もあります。
突然私事ですが、3年前に子どもを亡くす経験をしました。
そのとき、同じような気持ちになったんです。
誕生のニュースとは違い、悪いニュースだし、自分から話すタイミングが分からなくて。
でも、周囲はその事実を聞きたいんだろうな、と感じてしまって、
その期待に応えなくちゃと(ちょっとニュアンスが違いますが、良い言葉が見当たらなくて)
そのエピソードを、もう本当に何回話しただろうって程話しました。最初から最後まで。
隠したい訳ではないんだけど、積極的に話したいわけでもなくて、やっぱり悲しい気持ちも思い出しちゃうから。
しばらく経ったところで、ふと無理に相手の期待に応えるように、は話さなくてもいいなと思えるようになりました。
聞きたい目で見てくる人と、それは辛かったね、と引いてくれる人がいて。
初対面でも、話したいと思えば、聞いてもらうし、付き合いが長くても話したく無ければ、そのことについては触れずに過ごします。
「自分が話したい内容を、話したい時に、話したい相手に、話す」
こう決めてからとっても楽になりました。
皆さんの思いと少し違うかもしれませんが、ちょっと似ているところもあるかなと思っています。
患者さんと向き合って、ゆっくりとのんびりとお話していると、涙が出る時も、面白くて笑っちゃう時もあります。
いつだってそんな時間が必要だと思っていますが、周りになかなかそういう人や場所がない方も多いのではないかなとも思います。
病院で看護師をしていたとき、患者さんや家族と一緒に泣いてはいけないと思っていつも我慢していました。
(時々我慢しきれずに、泣いてしまったこともあったけど・・・)
今は一緒に泣いたり笑ったり、したいなと思っています。
我慢することはないかな、と。
そんな感じてやっていますので、気軽にいつでも寄ってください
先日うかがったセミナーで、あぴサポにお越し頂いた患者さん達にお逢いしました。
皆さん「また、お話したいです」と言ってくださって、とっても嬉しかったです。
近々皆さんに気軽に集まってもらえるように月一程度でイベントを企画する予定にしています。
少しずつ準備していますので、また決まったらお知らせしますね。
皆さんが楽しく気分転換できて、その上闘病中のお役に立つような内容にしたいなと思っています!
個別のご相談はいつでも承りますので、お気軽にご連絡ください。
ウィッグ&ネイル
アピアランスサポートセンターあいち
(あぴサポあいち)
ウィッグ作成・ネイルケア・足つぼアロマ・メイク・人工乳房など
抗がん剤治療中などに起こる外見的な変化や心配事に対してのサポートを行っています。
ご予約・ご相談はTEL:0120-35241(看護師が対応します)
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