11月19日(土)名古屋にてアピアランスサポートセミナーあいち2016を開催致しました。
医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーなど医療機関にお勤めの方々や、美容関係者の方々にご参加いただき、
ベルギーにおけるアピアランスサポートの実例や、ウェルネスセンター・アピアランスセンターでの取組について、
MiMi foundationから2名のゲストをお招きし、講演をしていただきました。
アピアランスのサポートを通じて、患者がその人らしく過ごせるサポートをしているという点で、ふくりびの活動と繋がる部分が多く、
院内での常設での運営方法については、社会保障制度の違うなどがあるものの、ヒントとなる考え方が多くありました。
医療関係者ともにチームを組んで、病気を診るだけでなく、患者さんの人生を、尊厳を守るといったサポートは、欧米では当たり前の考え方かと思っていましたが、
MiMiの皆さんから、10年前はベルギーでも医療現場でなかなか重要性を理解してもらえなかったというお話を聞いて、
日本での取り組みも丁寧な働きかけを多方面から続けていけば道は開けていくと強く感じました。
また、日本における取り組みとして、愛知県がんセンター中央病院の宮谷先生からお話を頂戴し、またアピアランスサポートセンターでのサポートの現状や事例については、
ふくりび看護師河合が発表を致しました。
院内でもアピアランスサポートに積極的に取り組んでいらっしゃる方々が沢山おり、美容の専門家との連携が求められているというお話もあり、こちらも想いが繋がって来ていると思いました。
企業の取り組みとして、エピテーゼや人工乳房製作の池山メディカルジャパンさんにもご発表をいただき、人工ニップル製作体験を致しました。
ベルギー日本友好150周年事業として、ベルギー大使館に認定していただき、国際交流基金からの助成も受けて実施しました。
塩野義製薬様や、第一生命さんにも運営をサポートしていただきましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。
沢山の方にご参加いただき、大変実りの多い会となりました。
当日のレポートは追って詳しくUPする予定です。
まずは、準備から1年越しの企画を無事実施できましたことを皆様に感謝して。