今月のあぴ回は「お灸&つぼ」のテーマです。
鍼灸師の三日月つづみ先生http://ameblo.jp/mikazuki-tsuzumi/entrylist.htmlを講師にお招きすることになっております。
きっと楽しい会になります、ご予約頂戴している方はお楽しみに☆
少し前に定員を迎えていたのですが、キャンセルがありましたのでもしご希望の方がいらっしゃったら、是非ご連絡ください
(注意事項として、臨床治験の治療に参加中の方は同意書をご確認ください。鍼灸治療を受けないこととある可能性があります。
当日も確認いたしますが、リンパ節廓清をされている患側に対して直接鍼灸治療をすることについて、見解がはっきりとしていないところがあります。
今回も廓清側に対しては直接お灸をおくことはいたしませんのでご了承ください。
また末梢神経障害等で皮膚感覚が低下している場合についても、熱さを感じられないと皮膚の損傷(低温やけどなど)につながりますのでその箇所は避けるようにします。)
鍼灸治療に関しては、所謂「統合医療」という概念で考えられています。
2013年に発表された論文(https://www.cancerit.jp/23474.html 本文https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3738927/)により鍼灸治療が術後リンパ浮腫に対して効果的に作用するのではないかと考えられましたが、この論文以降特筆すべきものがでていません。
先日お話しした統合医療についての見分け方に当てはめると、弱いエビデンスだと感じます。
(私見ですが、、、上述の論文も分母が大きいとは言えないし、この発表は可能性を秘めていてすごく魅力的なのにも関わらず、これに続くものがでていないのが疑問です。まだ3年しか経っていないから継続中で論文になっていないだけかもしれないけれど。)
ですが、鍼灸については日本でも大型の研究費がついていて、科学的な根拠を集める研究がされています。
可能性が期待されている分野であるとも捉えられます。今でも東京大学医学部附属病院には院内に鍼灸治療が受けられる治療院があったりもします。(患者さんは整形系の疾患が多いようですが)
先日つづみ先生とお話していて「気持ちがいいことも身体には必要」という言葉に共感しました。
治療やリハビリは痛かったり辛かったりすることもあるので、その一方で身体が温まって気持ちがいいな、と感じられる時間を持つことも大事だと。
なによりも「心地よいこと」をする時間を大切にすると、元気になると思います。
そんな体験がみんなでできるといいなと思っています。
お楽しみにー!!!