2016.12.01更新

こんにちは

 

患者さんとお話しているとがん治療にはやっぱりお金がかかるんだなと思います。

多くの患者さんは、晴天の霹靂、ある日突然「がん」を宣告されて、そのまま治療へと進んで行きます。

 

がんの性質上、悩んでいる暇はなく、できるだけ早く治療を始めましょうとなることが多いので、いろいろな準備をしている余裕がないのが現状。

 

所謂正社員で、職場の理解もあり、病休が取れたり、傷病手当がついたりする場合もありますが、

時には病気をきっかけに仕事を失うこともあるし、辞めてしまう方もいらっしゃいます。

 

お金のことは、多くの患者さんの心配事でもあります。

 

先日も「自分がかけていた保険から給付金が出たら、医療費控除って受けられないんだよね?そんな話を聞いたからダメなのかなと思って手続きしなかったんだけど・・」と聞かれました。

その方の所得や、年間の医療費の額、保険等から支払われた金額にもよりますが、計算したら控除の対象になる場合もあるかもしれません。

 

私もこういう手続き苦手です・・・

だからすごく良く分かりますが、書いてある説明を読んでも、何だかさっぱりわからなくて、どこにどの金額を書けばいいのか、自分に当てはまっているのか、

もう何がなんだか、お手上げ状態になってきます。

 

誰かに教えて欲しい、と心底思うのですが、それを相談に行くのもめんどくさかったりして(笑)

 

 

でも、相談に行くならどこに行くか、ということは知っていて損はないはず!!!

お金は大事ですから。

せっかく治療をして、人生はまだまだ続きます。

色々賢く生きなくては!!!!(自分への戒めでもあります)

 

 

ということで、相談するならご自身の地域にある(かかりつけの病院でなくても大丈夫です)

がん相談支援センター

http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopSoudan?OpenForm

にご相談を。

 

全国のがん診療連携拠点病院等の427施設に設置されているので、ご自身の通院病院が拠点病院でなくても近くにあるはずですので検索してみてください。

 

このような公的な相談センターを活用することも賢く生きる、ということかもしれませんね。

上手に利用してください。

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

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