先日かわいいかわいい患者様に出会いました。
初めましては院内の相談会。お母様とご一緒でした。
可愛いなぁというのが第1印象でした。
(私は無類の可愛い子好きです)
まだ治療前でしたが、今後の予定を伺うとお仕事もあるし数ヶ月後に妹さんの結婚式があるとのこと。
その時に着物を着るかもしれないし、アップにしたいなぁと考えてウィッグを探しているとのことでした。
その時レンタルウィッグ(詳しくはこちら http://www.fukuribi.jp/blog/2017/03/post-194-434074.html )についても検討をはじめていたので、そんなご提案もしつつ、ご本人と相談してロングのウィッグをお作りさせていただいておりました。
その後、治療が進む中で手術や脱毛、と喪失感も強かったと思います。言葉では表せないくらい。
若い彼女ご本人もお母さん達もいろいろな気持ちがあるだろうと感じていましたが、ご来店の際にお話ししながら妹さんの結婚式の日は着物を着ようということになりました。
ドレスか着物か、どちらもオッケーだと私は思っていました。
大事なのは「自信を持てるような仕上がりにできるか」というところだと。
自分が「今日の私、かわいい」と思えれば、最高です。私たちができるのは、そう思えるように安心できるようなサポートをすること。
抗がん剤治療中で、爪がもろく小さくなっていたのでネイルチップでカバーすることにしました。
こちらも彼女の希望に合わせて、オーダーで作成させてもらいましたよー
ピンクにラメの縁取りで清楚だけれど晴れの日らしい可愛いデザインになりました。
とっても美人な彼女ですが、お着物でアップスタイルのお写真を拝見して、これまた可愛い〜〜と興奮
ご本人からもご了承を得たので、バックショットを1枚…
ウィッグだと誰も気がつかなかっただろうと思います。
きっとあの子可愛いなぁという眼差しで見られていたはず。私がそこにいたら確実にそういう感じで見たもん。(どういう感じだよ、と突っ込まれそうですが)
お着物もとても素敵で、かわいい笑顔の彼女の写真を見てほっとしました。
着付けも少しでも楽なようにと配慮して着付けて貰えたそうです。よかった!
ウェディングドレス姿の妹さんとのツーショットも送って頂いて、正しく美人姉妹、お母様お父様も誇らしい日だっただろうと想像いたしました。
改めまして、妹さんご結婚おめでとうございます!!
彼女が
「結婚式おしゃれできないかも、と憂鬱な気分がどこかにありましたが、お陰様で素敵な想い出ができましたありがとうございました」
とメールをくださいました。
まだしばらく治療が続くとのことですが、頑張ってー!!と影ながらエールを送っています。
いろいろな世代、それぞれにライフイベントがあります。
イベントだけではなく、日常の何かもそうだけれど、上手にサポートを受けて諦めずに楽しんで欲しいなぁと思っています。
そして外見的なサポートは大きな力になると、今日もまた感じました。
力になれることがあるかもしれません、お気軽にご相談くださいね。