いろいろな病院に行くと、掲示物からその病院の取り組みがわかります。
自分の病院でも別の分野のことであったりすると全部は知らないので「へー、こんなこともやってるんだぁ」とびっくりすることもあります。
自分に有益そうなことも、ざくざく落ちています。
それに気づくか、気づかないかというところに違いがあります。
自分から何かないかなーと思いながら病院の掲示板を眺めてください。
「お!」ということがあるんじゃないかなーと思います。
よく「あの車欲しいなぁ」と思うと、街中でその車を多く見かけるようになる、という例が挙げられますが
身の回りにあるたくさんの情報を無意識に選別して生きている(そういう選別ができない状況で精神的に困難感を抱えて生きている人もいらっしゃいますが)ので、
必要と思えば、そのことに対する情報が目に止まりやすくなります。
能動的に取りに行く、ということも大事。
この間これhttps://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170531-OYTET50025/?catname=column_wakakura-masatoを読んで、確かに一理あるなと思いました。
ちょっと気をつけなければならないのは、自分のことを主張しすぎるのは、違います。
あくまで、自分の治療に対して積極的な気持ちがあります、という意思を提示することが大切なのだよ、ということ。
お互い人間なので「信頼」して対峙することが大切かと思います。
その「信頼」の上、素直にわからない時はわからないと、不安があればそのことを、上手に伝えられるといいなと感じています。
よく信頼関係を築くことの大切さを医療の現場でも学びます。それはお互いにとってメリットが大きいから。
人は期待されていると感じると、その期待に応えようと思うもの。
相手を信頼すること、は自分にとってもメリットがあることだと思うのです。
でも受け身で治療を受けるのもいいと思います。そっちの方が安心な人もいますから。
それでもちゃんと先生や病院を信頼していた方がいいですよ。
患者力を高めて、より良い療養生活を過ごせたら、と思います。