こんにちは
先日愛知キャンサーネットワークhttp://www.aichi-cancernetwork.com/index.html
の「第4回がん患者の在宅医療を考える会」にて
『がん治療とアピアランスサポート~誰もがその人らしく美しく~』という題でお話をさせてもらいました。
http://www.aichi-cancernetwork.com/event_information20161015.html
「アピアランス」という言葉は、数年前までは医療現場でもあまり耳にしない言葉でした。
この言葉が注目されるようになった背景には、がんの患者さん達を取り巻く環境の変化があるように思っています。
働きながら、子育てしながら、社会とかかわりを持ちながら治療をしている患者さんがほとんどです。
がんになっても、活躍できる社会に変化してきていると考えることもできる一方で、
その活躍の場に自信を持って出ていくことができずに悩んでいる人も多く存在すると感じています。
その悩みは決して外見の問題だけではなく、様々な想いが絡まっているのですが・・・・
この間のあぴ会にご参加していただいた方から伺ったアンケートから
アピアランスサポートが必要と感じた時期は、
「治療決定時」
「外見的変化が現れてから」
が多いことがわかります。
「治療決定時」というのは、治療内容についてDrから説明を受ける時期であり、治療によって外見的な変化が起こりうることを知りサポートが必要と感じる時期だろうと思います。
ただ、この時期は病気を知ってからまだ時が浅い場合が多く、患者会のような大人数が集まる場所に出向く気分ではないという方が多いです。
患者会などで情報を得たり、経験を聞かせてもらうことはとても参考になるのですが、様々な時期にいる患者さんが集まっているため、よくも悪くも影響を受けやすい環境だったりします。
患者会に行く勇気はないけれど、少し話を聞いてみたい、という方はたくさんいるのではないかなーと思っています。
そんな時に、気軽に相談できる存在になれたらいいな、と私は思っています。
お気軽にご相談くださいね。
あぴサポはいつでも、だれにでも、ウェルカムです