闘病中の親を持つ子供のための夏休みの居場所事業「なつスタ」の様子とインタビューが放送されます
どういう想いを持って、「なつスタ」を実施しているのか、これからどんな取り組みを目指しているのかなどを、お話しました。
「なつスタ」という企画のネーミングから学生たちと一緒に考えて、福祉や教育を学ぶ学生ではなく、経営学部の彼らにとっては、
専門性が無いので本当にできるのかなと感じていたようですが、みんな得意なことや特性を活かして子供たちと一所懸命向き合っていました。
2人に1人ががんに罹患する日本において、医療の専門家だけがサポートを考えるだけでは、もう無理だと、
これは高齢者のサポートにおいても同様で、福祉の専門家だけが、この高齢化していく社会全体を考えているなんて状態ではもう追いつかない。
様々なサポートを様々な領域の人たちが、自社の強みだったり、それぞれのセクターの得意を活かして考えて行動に移していかないとと
15年くらい、考え続けて小さな行動ですが、積み重ねています。学生たちの心に引っかかる小さなフックをかけたいと思っています。
これが、私が大学で経営学部の授業を受け持っている大きな理由の一つです。
学生たちの心に引っかかる、小さな小さなフックをかけたいと思っています。
そして、彼らが将来就職した企業で、バリアフリーの住宅を販売したり、介護食を企画したり、介護ロボットや介護用品を開発したり、
病院の事務をしたり、保険会社で営業したりするときに、当事者意識を少しでも持って、働くことができたら、世の中少しずつ変わっていくと信じています。
8月22日22:00~の
NHKラジオ第一
「NHKジャーナル」内にて
全国放送ですので、ぜひお聞きください。
http://www4.nhk.or.jp/nhkjournal/