2017.08.19更新

闘病中の親を持つ子供のための夏休みの居場所事業「なつスタ」の様子とインタビューが放送されます

どういう想いを持って、「なつスタ」を実施しているのか、これからどんな取り組みを目指しているのかなどを、お話しました。

「なつスタ」という企画のネーミングから学生たちと一緒に考えて、福祉や教育を学ぶ学生ではなく、経営学部の彼らにとっては、

専門性が無いので本当にできるのかなと感じていたようですが、みんな得意なことや特性を活かして子供たちと一所懸命向き合っていました。

 

2人に1人ががんに罹患する日本において、医療の専門家だけがサポートを考えるだけでは、もう無理だと、

これは高齢者のサポートにおいても同様で、福祉の専門家だけが、この高齢化していく社会全体を考えているなんて状態ではもう追いつかない。

 

様々なサポートを様々な領域の人たちが、自社の強みだったり、それぞれのセクターの得意を活かして考えて行動に移していかないとと

15年くらい、考え続けて小さな行動ですが、積み重ねています。学生たちの心に引っかかる小さなフックをかけたいと思っています。

 

これが、私が大学で経営学部の授業を受け持っている大きな理由の一つです。

学生たちの心に引っかかる、小さな小さなフックをかけたいと思っています。

そして、彼らが将来就職した企業で、バリアフリーの住宅を販売したり、介護食を企画したり、介護ロボットや介護用品を開発したり、

病院の事務をしたり、保険会社で営業したりするときに、当事者意識を少しでも持って、働くことができたら、世の中少しずつ変わっていくと信じています。

 

ふくりび なつスタ

8月22日22:00~の

NHKラジオ第一

「NHKジャーナル」内にて

全国放送ですので、ぜひお聞きください。

http://www4.nhk.or.jp/nhkjournal/

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.08.11更新

暑い日が続いています。

昨日は、闘病中の親を持つ子供のための夏休みの居場所事業「なつスタ」を実施しました。

なつスタ

なつスタ

お母さんからのリクエストは

「私が、外で遊ぶ体力が無いので家の中でばかり遊んでいるので、思い切り外遊びさせたい」

「宿題の漢字ドリルを集中してやらせたい」

などなどでしたので、

午前中は公園で外遊び、野球とか、ドッチビーとか、シャボン玉とか、お兄さんたちが大活躍!!大声を出して走り回る子どもたち。(日陰に隠れるわたし)

なつスタ

それから近くのスーパーに行って、予算内でお昼ご飯を買うという「はじめてのおつかい」的買い物ツアー。暗算しながら自分でお金を支払うという経験をしました。

自分たちで買ってきたお昼ご飯を自慢しあって、お兄さんお姉さんと楽しくランチタイム。

休憩時間もバテることなく、こどもたちが大学生に将棋を教えるという時間を過ごし、

午後からは宿題タイムー!

10人くらいの登場人物の声色を使い分ける謎の声優となったお兄さんが、「怪傑ゾロリ」(懐かしいー)を朗読。

大盛り上がりで、読書感想文もクリア!

一方で、塾でバイトをしているお姉さんが、黙々とドリルをやる子をサポート。少々厳しめに、「もう1行頑張って!!」と諦めず笑顔で指導。ノルマをやり遂げ、ハイタッチ!!

ママとけんかになりがちな、工作の宿題も、何パターンも準備をしてくれたお兄さんらが、様々なグッズを取り出し、クオリティの高い仕上がりに☆.。.:*・

お絵かきしたり、トランプマジックに大興奮したり、大忙し。

最後はママ向けに、学生たちが、その日の子供たちの様子を壁新聞のような形式にまとめ、写真を貼り付けてプレゼント。

ママが迎えに来てもなかなか帰りたがらず、大興奮の子どもたちでした。

 

8月23日の最終回のお申し込み受付を延長し、18日まで受け付けますが、賠償保険加入や、定員の関係もありますので、

参加をご検討の親御さんは、052-801-5203までご相談ください。

 

http://www.fukuribi.jp/blog/2017/07/post-227-485640.html

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会