2016.11.27更新

「これからの美容師キャリアどうしようかな?」と悩んでいる20代の美容師さんに向けて、

「ママ訪問理美容師として活躍するために20代でやっておくべき5つのコト」をUPしています。

今日は、最後、最も大事なポイント、その5をUPしたいと思います。

 

「ママ訪問理美容師として活躍するために20代でやっておくべき5つのコト」その1~その4は下記から

1、スタイリストになるまで、ぜったい理美容師を辞めない!!

2、ショートスタイルの得意なスタイリストになる

3、美容技術以外のビジネススキルの習得に取り組む

 4、+αの資格を取っておこう!

 

5、自分の凸凹を認めて、周りの凸凹を活かす生き方を身に付ける

キャリア形成において最も重要なポイントは、

「自分自身と深く繋がる」事だと思っています。これがしっかりと出来ていないと、何をしてもブレブレになってしまいがちです。

 

自分の苦手・得意、好き・嫌い、努力しなくてもできること、努力してもできないことなどに、真摯に向き合うことで、

未熟でカッコ悪い自分を認めて、素敵なところ、自分自身の好きなところをどんどん見つけてあげてください。

ポイントは、凹(苦手なところ)を自覚しながらも、できるだけ凸(得意なところ、イケてるところ)に目を向けることです。

 

これは、経営学の大家である、ピーター・F・ドラッカー博士も、

強みの上に築け(Build on strength)とか、得ての上に自らを築け!(Build on your own strength)と言っており、

マネジメントの視点からも重要なポイントです。

30代になって、店長などの管理職という立場になった時も活きてくる考え方です。

仲間の凸凹を組み合わせて、強い組織を作るという発想です。

弱みやできないことを指摘して、こうあるべきと強く指示や管理をしても人は動かない。と分かっていても、

言うは易し行うは難しで、なかなかできないものです。

 

20代のうちに、こういった自分の凸凹に向き合うためには、

・本を読む

・沢山の人と会う

・旅をする

(ライフネット生命の出口会長の人生を豊かにする3本柱のパクリです。)

が大切だと思います。

もう一つ、付け加えるならば、

・本気で恋をする

でしょうか。ぜひ忙しい美容師の仕事を続けながらも、積極的に本を読み、人と会い、休みの日には旅をして、好きな人と大事な時間を育んで欲しいと思います。

ワークライフバランスセミナー

(写真は、愛知学院大学で大好きな方々と共に「ワークライフバランスセミナー」をやった時の学生たちとの1枚)

自分自身は現在、

1、NPOの事務局長

2、美容室・ネイルサロンマネージャー業務

3、大学講師

4、母・妻

5、大学生

という5足のわらじを履いて、楽しく忙しく生きていますが、全てが順風満帆だったわけでもなく、悩みまくってきました。

特に、20代~30代前半はとても苦しい時期もあって、何度も心が折れそうになりました。

正直に言うと、自分のキャリアデザインなんて、計画的に進めてきた訳ではなく、出たとこ勝負というか、運命というか、

大切な事を教えてくれる先輩や仲間と会って、大人になってからも随分と考え方が変わりました。

ただ、毎日を必死に過ごしてきた結果、こうなったというだけで、偉そうにキャリアデザインについて教えるなどという立場ではありません。

 

しかし、ひとつだけ言えることは、自分に正直に生きてきたということです。

「自分の好きな人と好きなこと・ワクワクすることをする」という事を徹底してきた結果、

大好きな仲間とともに、「少しでも人の役に立てるようにと毎日考える」という仕事に打ち込む事ができています。

 

「ママ訪問理美容師として活躍するために20代でやっておくべき5つのコト」が皆さんのヒントになったらとても嬉しいです。

 

オンラインラウンジで、20代も30代も40代も50代も、ともに学び合う場を作っています。

ぜひご参加ください!!

ふくりびと 繋げよう!広げよう!福祉理美容コミュニティー

では、第一期オンラインメンバーを募集中!!

詳しくはhttps://lounge.dmm.com/detail/227/

 

 

 

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2016.11.23更新

11月19日(土)名古屋にてアピアランスサポートセミナーあいち2016を開催致しました。

あぴセミ

医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーなど医療機関にお勤めの方々や、美容関係者の方々にご参加いただき、

ベルギーにおけるアピアランスサポートの実例や、ウェルネスセンター・アピアランスセンターでの取組について、

MiMi foundationから2名のゲストをお招きし、講演をしていただきました。

アピアランスのサポートを通じて、患者がその人らしく過ごせるサポートをしているという点で、ふくりびの活動と繋がる部分が多く、

院内での常設での運営方法については、社会保障制度の違うなどがあるものの、ヒントとなる考え方が多くありました。

医療関係者ともにチームを組んで、病気を診るだけでなく、患者さんの人生を、尊厳を守るといったサポートは、欧米では当たり前の考え方かと思っていましたが、

MiMiの皆さんから、10年前はベルギーでも医療現場でなかなか重要性を理解してもらえなかったというお話を聞いて、

日本での取り組みも丁寧な働きかけを多方面から続けていけば道は開けていくと強く感じました。

 

また、日本における取り組みとして、愛知県がんセンター中央病院の宮谷先生からお話を頂戴し、またアピアランスサポートセンターでのサポートの現状や事例については、

ふくりび看護師河合が発表を致しました。

院内でもアピアランスサポートに積極的に取り組んでいらっしゃる方々が沢山おり、美容の専門家との連携が求められているというお話もあり、こちらも想いが繋がって来ていると思いました。

あぴサポ

企業の取り組みとして、エピテーゼや人工乳房製作の池山メディカルジャパンさんにもご発表をいただき、人工ニップル製作体験を致しました。

あぴセミ

あぴセミ

ベルギー日本友好150周年事業として、ベルギー大使館に認定していただき、国際交流基金からの助成も受けて実施しました。

塩野義製薬様や、第一生命さんにも運営をサポートしていただきましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。

沢山の方にご参加いただき、大変実りの多い会となりました。

当日のレポートは追って詳しくUPする予定です。

 

まずは、準備から1年越しの企画を無事実施できましたことを皆様に感謝して。

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会