こんにちは
昨日は七夕開催のあぴ会「ウィッグのアレンジで浴衣も着よう」でした。
名古屋は綺麗に晴れて暑い日でしたが、九州や山陰地方は警戒が必要な程の雨で多くの被害が出ていたとのこと。
病気以外にも、災害などが起こる可能性もあり、そう考えると「5年生存率」とか「予後予測」とかって、その病気によってのことしか考えてないわけで。明日何が起こるかわからない毎日の中で、そんなの誰にもわからないわねーと思うこともあります。
もちろん治療効果の有用性の判定や、治療の妥当性や、そんなことを考える時に「奏効率」や「無再発生存期間」などを比較することもとてもとても重要なのですが・・・ね。
最近よく言われていることはどんどん高額な治療が増えてきており、治療中に破産する人(日本では破産とまではいかないけれど、それに近い状態になる人も)がいるという話。
生存期間を3ヶ月延長するくらいの効果が期待できる治療がいくらならやろうと思えるか。
同じ3ヶ月でも、例えば孫が生まれるまでの3ヶ月だったら、その人にとっては大きな意味を持つでしょうし、
遺されたものに金銭的な負担を残すことになるという状況であれば、選ばないかもしれない。
治療の選択はとても難しいものになってきていると感じます。
大きなところは「自分ができるだけ納得して生きられるか」なのかもしれません。
口で言うほど簡単なことではないかなと思いますが。
(今回来られなかった患者さんに対する願い 楽しい毎日を、過ごしてね。また会いたいです)
さて昨日のあぴ会ですが、浴衣を着付けはいつもあぴ会に参加してくださっている患者さんにお願いしました
私の思いつきから、浴衣も一緒にやりたいと思ってとご依頼したところ、快くご協力いただきました
ありがとうございました!!!
身体への負担も考えて着付けてくれる、同病者の配慮はありがたいものだと感じます。
今回は都合上ほんの数十分の着用だったので問題ないと考えますが、治療の経過の中で創部やリンパ浮腫などの問題で注意するべきことがないか、確認しておくと安心して浴衣や着物を着ることができると思います。
季節の行事などに参加することは「豊かに生きる」ことにつながるように思います。
それをなすために、少しのサポートや勇気、アドバイスが必要なこともあると思いますが、やってみると充実感が残ります。
なにかやりたいことがあれば、誰かに言ってみると案外すんなりと成せることもあります。相談先の一つとしてあぴサポも入れておいてくださいね。
七夕だったので、みなさんにも短冊を
暑いこの時期、ウィッグの首回りの毛をうまくまとめる方法や、少しでも涼しげに見えるアレンジなどをふくりび美容師が個々にレクチャー。長さが違ったり、扱いの注意が違ったりするので、個人レッスンがあると役立つように思っています。
お越しいただいた皆さん、ありがとうございました
来月以降の予定はまだ未定です、ごめんなさい。
決まり次第、ブログにもUPしていこうと思いますのでよろしくお願いします