2017.02.22更新

先日、がん化学療法認定看護師さん達の勉強会にお邪魔してきました。

 

そこでこんな声を聞きました。

「患者さんから直接、外見的な悩みについて相談されることはほとんどない」

 

ただ、患者さん達が困っていることもあるんだろうな、ということは気になっていると。

 

これは、日常診療に従事している医師や看護師が多忙を極めているということが一つの理由。

そして、外見的な問題は限られたコミュニケーションの時間内で「医師や看護師」に直接聞かなくては、と思う類の問題ではないということなのかもしれません。

 

先生に聞くなら、看護師さんに聞くなら、もっと聞きたいこと、聞かねばならないことがたくさんあるのかな、と想像します。

 

 

そして、それ以外の要因としては、伝えられることをあまり持っていないから積極的に聞かないようにしている、ということ。

 

例えば患者さんから「まつげが抜けちゃって、うまくアイラインが引けなくて」と相談されたとして、「じゃあ、こういうアイライナーを使って、こうやって描くといいよ」と言える看護師さんは、たぶん本当に一握りです。(看護師さん達が細かい方法論まで知識や技術として持ち合わせていなくてはならないか、と言われるとその必要はない、と思います。得意な人に教えてもらえばいいのですから。)

 

悩みを聞いても、現状として伝えられることがない、と思うと対応に困るので「聞かない」ようにする。

そうすると、患者さん側もこういうことは看護師さんに聞くことじゃないか、と思って聞かなくなる。

そうすると、最初に出てきたような状況が出来上がるのではないかなと思っています。

 

 

患者さんが困っているんだろうな、と思うことに対応できていないと感じることは、真面目に看護に取り組んでいる看護師にとってはストレスになります。

 

ここで、私たちの出番です!!!

 

患者さんが気軽に看護師さんにも相談できる、その後ろ盾になること。

外見的な悩みについて、対応してくれる場所や人がいて、そこを案内できる、自分もいつでも対応を相談できる。

 

そんな場所になりたいと、この勉強会でも改めて感じました。

患者さんの力になることはもちろんのこと、診療に従事している看護師さん達の力にもなりたいな、と強く思った日になりました。

 

 

患者さん向けの講習も、看護師さん達向けの講習も実施しております。

お気軽にご相談ください。

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.21更新

こんにちは

 

2月23日(木)13時30分〜

あぴ会「ヘアメイク&写真撮影」実施しますflower2

 

前回の写真を見た患者さん達からご参加の希望が多く寄せられまして、たくさんのご予約を頂戴しております。

 

今回も素敵な写真が撮れるだろうと、とっても楽しみにしています。

また出来上がったら・・・

 

 

今日は名古屋大学医学部附属病院内で「頭皮ケア相談会」を実施してきました。

病院内でいろんなウィッグを試着できる環境があるのはとてもいいな、と思っています。

 

ウィッグ販売店では、その店での取り扱いのあるウィッグしか置いてないことが多いですし、そもそも販売店なので、たとえ「試着無料」「ご試着のみもOK」「お気軽にご試着ください」となっていても(もちろんふくりびも試着のみ、歓迎ですが)そのお店に行くこと、というのはハードルが上がってしまうし、安いものではないので試着したら買わないと帰れないみたいなことにならないか、不安になるんではないかな、と思います。

 

試着に行く時は、できるだけ誰かと一緒に行きましょう。

できれば、おかしい時ははっきりおかしいと言ってくれるような人で、自分の意見を代わりに伝えてくれるような人が適任です。

自分が断るのが苦手、と思っているならば、さらにそういう人と一緒に行きましょう。

 

 

病院内で気軽に、いろんなメーカーのいろんなものを試着して見て、似合うものを探してみる、のもいいですね。

 

 

通院中の病院にそういう場所がない場合も、近くのがん診療拠点病院等に市民に開かれたそういう施設がある可能性があります。

看護師さんやソーシャルワーカーさんなどに相談して見てくださいね。

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.19更新

先日、ビューティキャラバンforキッズを

名古屋市内の病院で行いました(^^)

このビューティキャラバンとは、2009年よりNPOふくりびが

毎年開催している介護施設のご利用者さまのおしゃれリクリエーションイベントで、

住友理工のご支援のもと金城学院大学、愛知学院の先生、学生さんと行っています。

For kidsも昨年好評をいただき今年2回目となりました。

ビューティキャラバン

この日のためにウィッグを仕込んだり、学生さんたちは子供たちが喜んでくれそうな背景、小道具を作ってくれていました。

ビューティキャラバン

子供たちにはなりたいキャラクターを選んで衣装に着替え、ヘアメイクでウィッグをつけたりして変身しています☺

ママパパもいっしょにヘアメイクするんですよ。

ビューティキャラバン

ビューティキャラバン

音楽に合わせてノリノリで踊ってくれる子、

キャラクターになりきってポーズを決めてくれる子、

はじめは緊張してたけどパパといっしょに撮るときは元気な笑顔だった子、

ビューティキャラバン

ビューティキャラバン

本当にそれぞれみんなが主役で、それを見て喜んでくれるご両親や看護師の方々。

 

ふくりびが22年、障害があっても、病気になっても、高齢になってもどんな時もその人らしく過ごるようにしたいと続けてきた活動で、今回もたくさんの笑顔がありました。

 

各種セミナーやイベントも随時行っています、

福祉理美容をやっていきたい理美容師のための講座、

高齢者施設や在宅への訪問理美容、

障害者施設への訪問理美容、身だしなみ講座、

病院内での医療関係者向けのアピアランスセミナー、

がん患者さん向けのアピアランスケア、就労支援としてネイルスクールの開催、

お気軽にふくりび本部にお問い合わせください。

info@fukuribi.jp

052-801-5203

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.16更新

こんにちは

 

先日のあぴ会「リンパ浮腫」をテーマに講師の先生をお招きして講習会をしました!

 

リンパ浮腫の可能性があるような手術を受けたり、治療をしている人には病院でも退院後の生活の注意やセルフケアについての話があります。

今回ご参加いただいたみなさんも経験されたようです。

 

病院によって違いはありますが、担当の看護師からのレクチャーやビデオを見て、という場合もあるようです。

今回も導入として「リンパ浮腫」ってなんだ?というところからお話をいただきました。

 

リンパ浮腫 セルフケア

図を使って、リンパ節の所属領域の説明をしてくださったり、

リンパ液の流れ方や、実際どこにリンパ液が溜まるとリンパ浮腫の状態が引き起こされるのかなどを分かりやすく説明してくださいました。

説明の合間にも質問も受けてくださって、そうなんだー!と思えることもたくさんありました。

やっぱり、すぐに反応が貰えるような形式だと学びが深いですねぇ。

 

リンパ浮腫 疑問 どうしたらいい

講習が終わった後も、みなさん聞きたいことがたくさん。

三階先生に分かりやすくご回答いただき、とっても学びの多い1日でしたflower2

先生ありがとうございましたー!!!

 

 

リンパ浮腫は程度が軽いうちに解消していくことが大切で、そのためには日々のセルフケアが重要とされています。

だからといって「これもだめ!」「あれもだめ!」と制限ばかりの生活になってしまっては楽しくない。

そうならないように、自分にあったセルフケアの方法を見つけることと異常に早く気がつけるようにすることが大切よ、とおっしゃっていました。

 

そのためには、自分はどの程度の負荷ならばリンパ浮腫を起こさずにいられるか、という部分を探しながら生活すること。

例えば、これくらいの重さのものを持ったら手がだるくなってきたな、とか

このくらいの時間走ったらいつもより皮膚がつっぱる感じがあるな、とか。

いきなり大きなことをするのではなくて、少しずつ負荷を増やしていくのも方法。

やりたいことを最初から我慢するのではなく、上手にできる方法を見つける、という感じでしょうか。

 

私の尊敬する先生は「ただ治すのではなく”よりよく治す”ことを常に模索する」といつも言っています。

 

私もみなさんが”よりよく生きる”ための手助けができたらな、と日々思っています。

 

患者会 ピアサポート

この日はバレンタインデーでした。

こんな可愛い差し入れをいただきましたheartheart

羽二重餅!!!かわいいだけではなく、とっても美味しかったです。ありがとうございました!

 

次回のあぴ会は2/23 ヘアメイクと写真撮影です!楽しみです。

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.15更新

皆さん、こんにちは(*^^*)

アピサポでは癌治療中のネイルケア方法などご提案させていただいておりますが

今日は保護目的のジェルネイルについてご説明させていただきます。

ジェルネイルはお爪のおしゃれとして浸透していますが

もろくなったお爪には保護としてとても有効なものです。

ジェルネイルと聞くと華美なもの、長い爪など想像される方が多いかもしれませんが

色や質感もさまざまあり、長さなどもお好みの状態で仕上げることができます。

ジェルネイルは保護目的でもとても有効ですが、抗がん剤などで

変色してしまったお爪の色を隠すためにもとても効果的です。

一例をご紹介しますね。

【BEFORE】

ハンド

【AFTER】

ジェル

とても自然な仕上がりですよね♪

色もきれいに隠せています。

このようにご希望に合わせて仕上げさせていただきますので

ぜひぜひご相談くださいね!

2月は本日13:00~

16日(木)

21日(火)

に空きがございますので、ぜひお問い合わせください!

TEL:052-751-3700

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.14更新

BCkids

BCkids

こんにちは!

ビューティキャラバンfor KIDSがいよいよ今週金曜日に迫って参りました

去年の様子です。➡http://www.fukuribi.jp/blog/2015/11/-for-kids-161103.html

 

ふくりびのロングウィッグを使ってプリンセスアレンジのウィッグが出来上がりました♪

こんなかんじで着々と準備も進んでいます。

喜んでくれるといいな~

かわいい姿が見られるのが楽しみです(*^^*)

 

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.14更新

 

まだまだ寒いですね。本当に寒さに弱い私には長い長い冬です。

早く暖かくならないかなぁ、春が楽しみ!

 

さて、今日はあぴ会ですflower2flower2

 

テーマは「リンパ浮腫について」

講師には愛知県春日井市みしな治療院(HP http://mishinachiryo.in.coocan.jp/index.html)の三階文代先生にお越し頂きますni

 

「リンパ浮腫」という言葉は、治療を始める前には聞いたこともなかったかもしれませんが、リンパ浮腫になる可能性のある治療を受けられた患者さんにとっては

大きな心配事であり、関心事であると感じています。

 

そもそもリンパ浮腫ってなに?という方には・・・

http://ganjoho.jp/public/support/condition/lymphedema.html

がんの治療において、手術でリンパ節を取り除いたり放射線治療によってリンパの流れが停滞することで、生涯にわたり腕や脚がむくむことがあります。このむくみをリンパ浮腫といいます。

 

とっても簡単にいうと、治療をしていない時にもリンパ液が停滞するとむくみは起こりますが、病気や治療によって流れが悪くなっている場合そのむくみ(浮腫)がとっても酷くなってしまうことがあり気をつけないともとに戻らなくなってしまうから気をつけて生活しましょう、という感じでしょうか。

 

「気をつけて生活する」というのはなかなか難しいことで、手術後などに病院で説明を受ける機会もありますが、自宅に帰ってから「これっていいのかな?」と思うことはやはりあるようです。

 

今日は、いつもは疑問に思っていることや不安に感じていることなどを気軽に相談してもらえたら、と思っています。

また、様子もレポートしますね。

 

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.12更新

ふくりびと合宿型研修ー2017春ー受講者募集中

http://www.fukuribi.jp/blog/2016/12/post-146-373161.html

日時:平成29年3月13日(月)・14日(火)(合宿型講習)※定員に達し次第締め切ります。

場所:名古屋市内・あぴサポ及び近隣介護施設

〇定員:8名
※理容師・美容師国家資格保持者のみ、ペアでの受講の場合はどちらかが資格を保持していれば可

訪問美容研修

==理事長赤木からのメッセージ====

昨年、10月に名古屋で福祉理美容合宿講習を実施しました。

少人数での濃厚な時間、メンバーの学びが深まるように、色々な準備をして、

有料老人ホーム・老人保健施設・デイサービス・高齢者のご自宅・あぴサポと移動しながら、

沢山の気づきを得てもらえるように、身体も頭もフル回転の内容にしました。(お腹もいっぱいになるように)

こういった学びの場を作ることは、ふくりびの長年の想いであり、

僕がこれから最も力を入れていきたいことでもあり。

参加してくれたメンバーと準備から運営まで全てを一緒に作り上げてくれたスタッフに感謝しています。


自分自身の弱さとも強みとも向き合い、自分らしく成長する機会を福祉理美容という場から得ることができると思っています。

それぞれの立場や背景があるけれど、最後のセレブレーションワークでみんなが、心からの言葉で語ってくれて、本当にこの講習をやって良かったと思いました。

それぞれの場に帰って、そこからみんなのやりたいことをカタチにして欲しい。
そのお手伝いをふくりびが継続的にやっていきます!!


3月の合宿で全国から集まる皆さんと、学び深い時間を過ごしたいと思います。

熱い想いを持った方の参加を待っています。

 

〇お問い合わせ先〇
NPOふくりび研修チーム:担当:高橋・河合

info@fukuribi.jp
========================================

※下記ふくりびへのお問い合わせのフォームからもお申し込みいただけます。

〇申込用紙〇
FAX:052-801-5203 メールは、info@fukuribi.jp
締切:平成29年2月24日(定員に達し次第締め切ります)

受付後、支払いや詳細のご案内を送らせていただきます。

氏名:
サロン名:
住所:
携帯電話番号:
年齢:
理美容歴:
訪問理美容歴:
合宿で最も学びたいこと:

 

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.10更新

訪問美容講習

※訪問美容の基本を知りたい方は第一部から、具体的な実践方法を知りたい方は第二部からの参加がオススメです。
2017年2月14日(火)
11:00~17:00 東京 グラントウキョウサウスタワー33F・セミナールームE(東京都千代田区丸の内1-9-2

申し込みは、リクルートホットペッパービューティーアカデミーサイトで

http://hba.beauty.hotpepper.jp/think/houmon/9243/

11:00~12:30
第一部 【訪問美容とは?】

訪問美容の現状と可能性を知り、サロンで取り組む価値や、課題が把握できます。また、現場の施術の流れや、訪問美容を始める時に必要な「サロンのビジョン、ゴール」を決めるワークに取り組みます。

※2016年2月、8月に開催した「はじめての訪問美容」の短縮版です。
13:30~17:00
第二部 【訪問美容を実践するには?】

訪問美容ふくりび

ふくりびのこれまでの歩みや、現在訪問美容に取り組むサロンが実際に何をしているのかをご紹介します。実践する上での3大課題「顧客開拓」「営業方法」「スタッフ」について、実例を交えて解説するので、明日からすぐに取り組めるヒントが得られます

※ふくりびのお二人や登壇サロン様に、直接質問ができます。
ワーク等を通じ、他のサロンの方々と交流ができます。

※第二部だけの参加も可能です。

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

2017.02.09更新

みなさんこんにちは!

アピサポではがん患者のためのネイルスクールを開講しています。

1月から開校しており、早速みなさんレッスンに励まれています!

レッスン1

レッスン2

レッスン3

お互いモデルをやりあってケアやジェルなどのレッスンを行なっています。

就業を目指される方、自宅開業を目指す方などそれぞれの目標に合わせて

レッスンを行います。

随時入校可能ですので興味がある方はぜひお問い合わせくださいね!

内容:1回5時間・全20回 100時間(時間、回数に関しては体調や通院等の事情を考慮し、単位制で振替可能とします)

・ジェルネイル検定初級、中級の取得を目指すコースです

日本財団助成事業として、2017年1月〜3月の期間については受講費用は無料・必要な材料や道具なども無償貸与いたします。

問い合わせ先:052−751−3700

投稿者: NPO法人 全国福祉理美容師養成協会

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